インアンRTAのWRのための改善点

インフィニットアンディスカバリーのRTAの世界記録が去年抜かれていたのですが、最近抜き返しました。

最初に私がこのゲームのRTAを始めたのが7年前だったのですが、去年辺りから海外でプレイする人が現れ始めて私の7年前の記録も抜かれました。

私の記録が抜かれた際に、私では思いつかなかった新しい戦略もたくさん披露してくれましたが、今回の世界記録抜き返しはその新しい戦略を見てそれを取り入れさせていただいたことが大きいです。なので、どこを変えたのかを大まかにですが残しておきます。

シグムントの武器外し

最初の夜のグラード森林を抜けた先ですが、仲間の装備変更が可能です(海外勢の動画を見るまで知りませんでした)。

それを知り、カペルの初期装備のショートソードを外してシグムントに装備させ、シグムントのロングソードをカペルに装備させることで序盤のカペルの攻撃力を底上げするよう変更しました。

これにより、竜骨の祠の雑魚敵とボス戦、及びショプロン城での攻防戦で加速しています。
代わりに、ショプロン城のボス戦はシグムントの装備が弱い分不利ですが、カペルも殴りに行くことでそれを相殺しています。

王都ブルガスでの買い物カット

画像の右の建物が武器屋なのですが、ここに寄ることを止めています。
以前はここで麻痺治しとカペルの武器を購入していました。ただ、カペルの武器はシグムントから奪っているので既に持っていることと、麻痺治しはショプロン城で購入することで何とかしています。

全体的にエンチャントをカット

インアンはエンチャントが非常に重要なのですが、エンチャントは一回の使用が長い上に、成功率は最低70%と運が伴います。

一番運ゲーなのは上記の画像の箇所で、以前はここで70%のエンチャントが4回成功するまで粘っていましたが、これを3回使用(成功か失敗かは問わない)に変更しています。

エンチャントの成功を粘らないことで、鎖の台地の大蜘蛛戦までにATK+200が使えるエンチャントレベルに達しないことがあり、記録達成時も運悪く達していなかったのですが、これは鎖の台地の大蜘蛛前で無駄に火属性エンチャントを付けることで強引にATK+200が使えるようになるエンチャントレベルまで上げることでリカバリします。

無駄に使っていることで時間的にはロスしてしまうのですが、ダンジョン内でエンチャントをすると成功率が+10%されるという特性もあり、最初のフェイエールで70%の確率を祈り続けるよりは期待値的にマシです。

シンフォニック・ブレードの使用

Disk2以降はリバスネイルというカペルの攻撃が当たらない敵がたくさん出てきます。
インアンはカペルしか操作できないゲームなことから、特にDisk2以降は仲間がうまく働いてボスを殴ってくれるかに祈るだけの運ゲーになってしまいがちなのですが、その運ゲーに少しでも介入しようという試みがシンフォニック・ブレードの活用です。

シンフォニック・ブレードは、仲間とコネクトをして使用することでカペルにルナグラムの力が宿り、リバスネイルにもカペルの攻撃が当たるようになる特技です。
リバスネイルの運ゲーとしては、ショプロン村の『リバスネイル×3戦』が一番酷いので、ここでシンフォニック・ブレードを使うことでタイムを安定させています。

まとめ

細かな点としては他にも、カペルの特技変更をNPCが戦ってくれるボス戦の最中にすることで特技の変更時間にもボスにダメージを与えられるように変更したり、他にも微妙に変更しているところはありますが、大きな点としては今挙げた4点です。

新たな戦略改善として、序盤の買い物はちょっと何とかしたいというのがあるのでまた少し考えたいですが、とりあえず現記録が抜かれたら考えるということにしておきます。

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