複数行動時の待ち時間把握によるルーラー戦の立ち回り

別売り説明書の124ページにも書いてありますが、アンサガの行動の順番を決めるものとして、待ち時間というものがあります。待ち時間が短ければ短いほど早く行動が回ってくるようになり、逆に待ち時間が長ければ長いほど遅く行動が回ってくるようになります。
待ち時間は様々な要因で長くなったり短くなったりするので、おさらいとして待ち時間に作用するものを挙げておきます。

  • 適正距離(合っているほど待ち時間が短い)
  • 行動者の総重量(軽いほど待ち時間が短い)
  • 行動者の能力値の技(高いほど待ち時間が短い)
  • 行動者がそのターンに行動する回数(少ないほど待ち時間が短い)

今回はこの中で4番目の、「行動者がそのターンに行動する回数」について新たに分かったので解説していきます。

複数行動時の正しい解釈

別売り説明書には複数行動時は行動する回数が多ければ多いほど待ち時間が長くなると書かれていますが、これは部分的には合っていますが、正確に言うと間違った記述だったようです。
詳しくは、別ブログですがこちらの記事を読んでいただけたらと思います。
外道の書を求めて 行動速度についての誤解
このブログ記事にもあるように、複数行動選択をしても一番左の行動には何ら影響はなく、右の行動になるにつれて待ち時間が増えていくようです。

ルーラー戦での応用

通常RTA中では、雑魚敵等は1行動で倒しきってしまいますし、ボスでもそこまで苦戦はしないため複数行動時にあれこれ考える必要はないかもしれません。
ただ、ラスボスであるカオス・ルーラー戦となると話は違います。一人のキャラクターが高速ナブラをひたすら叩き込む関係上、複数行動時の待ち時間がどうなっているかを把握することは非常に大切です。

待ち時間の応用

ちょうどいい場面を撮ったのでこれを例に説明します。
状況はジュディ編ルーラー2ターン目で、こちらはジョーゼフが聖印、ゴージュは全て一人時間差を選択しています。

2ターン目はルーラーが低防御力モードに変わるターンなのと、大抵3ターン目まで低防御力モードが持続はしますが途中で高防御力モードに戻ってしまうと厄介なため、早々にルーラーの行動を3つ消費させ終え、3連携なり4連携なりを決めてやりたいです。
この場合、今まで待ち時間が良く分かっていなかった時は、ゴージュのどの行動を選んでもいいように思えていましたが、どれが一番待ち時間が長いか分かった今だと、どれを選択するかは歴然です。一番右の一人時間差を選択してやれば、運は絡みますが他の箇所を選ぶよりはルーラーの行動を誘いやすくなります。

今回は一番右を選ぶのが最善手ですが、逆にルーラー最終のナブラ役一人出しの時等は、こちらが先に行動したい場面なので、これは一番左を選んでやるのが正解となります。

この待ち時間も他の乱数要素等を考えると微々たる要素かもしれませんが、知らないよりは知っておいたほうがいいためここに残しておきます。

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