ギルガルド育成論
ポケモンXYが発売されていたのでプレイしてました。Yの方を買いました。
タマゴ技等がまだ分かっていないのですが、とりあえずギルガルドを育成してみました。
シングルバトルレーティングバトル
ギルガルド
個体値[31-31-31-x-31-[14-15](※)]
H252 A252 D4
いじっぱり(※)@じゃくてんほけん
かげうち
せいなるつるぎ
キングシールド
つるぎのまい
よくある後攻物理攻撃型です。D4にしているのはポリゴン対策ですが、100戦レーティングに潜ってみて見たことすらないのでB4でもいいかもしれません。
基本は舞った後のかげうちで攻撃ですが、かげうちが効かない相手に対して相性の良いせいなるつるぎを他に入れています。
残りはキングシールドはギルガルドの特徴でもありますし入れるとして、高火力かげうちで殴っていきたいことからつるぎのまいを入れています。
あとは一致弱点程度ならほぼ耐える(メガガブリアスの地震と言ったような恐ろしい攻撃種族値で殴ってくる場合は別)ことを考え、攻撃を少しでも上乗せするためにじゃくてんほけんを持たせています。元々の防御性能が異常に高いため、不一致等倍程度ならその分つるぎのまいをする時間に回せるため、これでいつでも高火力で殴っていける型が出来上がります。
この育成で特殊なのは、個体値を厳選してすばやさを[14-15]にしている(※)ところです。個体値をこの値にするとすばやさは実値で72となり、同じ優先度+1の技を持つマリルリやクチートが素早さ無振り(もしくは4振り)だった場合にこちらが確実に先制を取れるようになります。
単にマリルリやクチートを抜くだけなら個体値V値でもいいのですが、やはりギルガルドの特徴を生かすため、なるべく攻撃時は後攻でというのを考えると同じ素早さ種族値60のポケモンには後攻を取りたいことと、中途半端に厳選して出てきている素早さ種族値60のポケモンにもなるべく後攻にしたいため、限界の[14-15]を粘っています。ギルガルドは性格をゆうかんとして素早さ最遅にしている型も多いことから、この振りの違いで意表を突けます。
なお、ギルガルドの運用として弱点となるものは、変化技にめっぽう弱いことです。特に鬼火を当てられるとどうしようもないため、ファイアローやロトム等のポケモンには引いていかざるを得ません。
また、地震を持っているポケモンも苦手とします。ギルガルドは弱点は意外と多めではあるのですが、他の弱点である炎、悪技はどちらかというと接触技が多いため、キングシールドでどうとでも出来ます。さらに、ゴースト技を使うポケモンは大抵こちらのかげうちで弱点を取れるため、そもそもギルガルドが場にいると出てきません。
それに対し、地震は非接触技な上に高火力のポケモンが扱うことが多いため、二確でこちらが葬り去られてしまうことも多く、こちらが出来ることはせいぜいかげうちで一矢報いる程度のものとなってしまいます。なので、地震持ちらしきポケモンが相手側に見える時はかげうちのみでHPを削り切れるまでに他のポケモンで削っておくことが大切です。
このギルガルドも流行り過ぎているせいで対策されすぎていて逆に出しにくい場面も多いですが、面白いポケモンではあるので何らかの形で使っていこうと思います。
コメントより、性格勇敢ですばやさV値だとちょうど実値で72になるとのご指摘を受けました。
確かにすばやさ実値72を目指すだけならこちらの方が厳選も楽ですので、こちらの方法をおすすめします。
おにびを撃たれてしまうことが多いことからせいなるつるぎを止めてからげんきにして数戦レーティングに潜ってみましたが、最近特殊型のギルガルドも増えたおかげか鬼火を撃たれる状況が全然起こりませんでした。鬼火に困っているならどうぞ。
多分そこまで粘らなくてもVで勇敢だと72になるかと…
コメントありがとうございます。
確かに素早さ種族値60で計算してみるとその通りで頭も上がりません。記事内も修正しておきました。ご指摘ありがとうございます。